誰も知らない

特に意味のないことをつらつらと書くブログです。

考えごと

夢の国の対象年齢

久しぶりに東京ディズニーランドへ行ってきた。 千葉にありながら、そこは東京であり、東京を強調するが現実ではなく あくまで夢の国というふわふわしたポジションの遊園地。 昔から好きでも嫌いでもないが、思い返してみると定期的に訪問している。 まった…

何者

朝井リョウさんの「何者」を読んで、自分の心の底に溜まったドロドロしたものが舞い上がってしまった。就活状況含めて自分と拓人があまりに似ていて、ぞっとした。拓人と似ているだけではなく、自分の周りにも光太郎がいて、瑞月がいて、理香も隆良もギンジ…

ときのながれはとてもはやい

今年を振り返ると、精神的に非常に追い込まれた一年でした。他人との距離感、仕事への取り組み方、自分の将来の選択肢など、理想と現実を埋めることができず、ただただ苦しかった気がする…本気で転職を考える出来事もあるほど仕事のストレスも凄まじく、持ち…

当時も今も

今日、『子供はわかってあげない』という漫画を読んだ。ストーリーも面白く、登場人物もいいキャラをしている(ぜひ朔田さんと付き合いたい!)。ただ、面白かったけど、同時にダメージを受けている自分もいた…そして思った以上にダメージが大きかった…ダメー…

本音と喫茶店と大人の世界

喫茶店では、いろんな本音が聞こえてきてしまう。周りに知り合いがいない安心感からか、みんな大きな声で話している。当人は一緒に来ている人間に向かって話しているのだけれど、居酒屋ほどうるさくないため、どうしても周りの人間にもその内容が聞こえてし…

嘘と女性と独立器官

村上春樹の短編小説の中で、「すべての女性には、嘘をつくための特別な独立器官のようなものが生まれつき具わっている」という文章がでてくるのだけれど、これは自分も物心ついた時から確信していた。「物心ついた時から」なんて書くくらいだから、それは男…

後悔について

みんな生きていく中で、忘れることができない後悔はそれなりにあるのだと思う。そうした後悔になんとか折り合いをつけてやっていくことが大人になるための必要条件なのではないか?どんなに悔いの残る出来事だったとしても、いつまでも気を取られているわけ…

コミュニケーション

最近は、みんな簡単にコミュ障なんて言葉を使うようになった。でも、実際そう自称する人で、本当にコミュニケーションに問題がある人に会ったことがない。特に深い意味もなく使っているんだろうな。そんな私は、コミュ障である。周りがどう思っているかはわ…

「誰も知らない」ことが自分を楽にしてくれる

どちらかというというとインドア派で、できることなら一日中家で本を読んで暮らしていたい。ただ、日々の生活に疲れた時には、無性に旅に出たくなる。今までその理由がわからなかったけれど、最近になってようやくわかったような気がする。それは、旅先では…

断れない

私は、どちらかというと、断れない人間だ。やめておけばいいことも、引き返せなくなってしまうからいけないんだとわかってはいるのだけれど、生まれ持った性質はなかなか変えられないわけでして…でも、そんな性格のせいで、いつか本当に痛い目に合う気がする…

人生の最期に、「悔しい」と言わなければいけないということ

先日、昔からお世話になっている恩師のお見舞いに行った。大きな事故にあって入院とは聞いていたけれど、その事実がどれほどのものなのかうまく実感できていなかった。病室を訪れ、その姿を見た時に、初めてことの重大さがわかった。いつもスーツで、髪もし…

人は黄金時代に気がつかない

人生のピークがいつだったのかに答えられる人は、実はとても幸せなのかもと思う。答えられる人たちには、感傷に浸ることができる思い出があるからだ。自分は、胸を張ってここが自分の黄金時代だったと言える時期が思いつかない。それは、今までそんなに素晴…

きっと一人じゃない方が生きやすい

今日は友人主催のパーティー(飲み会?)に参加してきた。知り合いは、主催者ただ一人。正直、初対面の人と飲むなんて自分の性に合っていないので、誘いを受けた時は行かないつもりでいた。しかし、社会人になり会社以外のつながりをつくりたいとも思っていて…

ただゆっくりと溜まっていく

最近、とても嫌な気持ちになるような出来事が多い。自分の問題は、それが解消されることもなく、ただただ澱のように徐々に心の奥底に溜まっていることだ。そういうことは誰かに話すことで軽くなったりするのだろうか?昔から愚痴や相談を人にすることが極端…

友人関係について 『色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年』を読んで①

色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年 作者: 村上春樹 出版社/メーカー: 文藝春秋 発売日: 2013/04/12 メディア: ハードカバー クリック: 3,074回 この商品を含むブログ (319件) を見る 先日、やっと村上春樹の『色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼…